今年に入って、生成AI(Gemini)で画像生成を中心に色々と試験的に初めてみました。
使い始めた当初、画像生成は「Nano Banana」と「Nano Banana Pro」のどちらかを選択する形となっていました。ただ、「Nano Banana Pro」は1日あたりの利用回数の制限があるということで、「Nano Banana」でラフ案を作成して、「Nano Banana Pro」で仕上げるといった流れで作業をしていました。
ただ、2026年2月からデフォルトの画像生成モデルが「Nano Banana」から「Nano Banana2」になったことで利用回数の上限が「Nano Banana」と比べ大幅に少なくなり、これまでのようにガンガン画像生成することができなくなりました。
何か良い代替手段はないかと色々探ってると、Google Flowを利用すればいいのでは?ということでGoogle Flowでの画像生成や注意点について解説したいと思います。
目次
Google Flowとは?
Google Flowとは、Googleが提供するAI映像制作ツールです。
具体的には、テキストから動画や画像を生成したり、画像から動画を生成することができます。さらに生成された動画や画像の特定エリアを再生成したり、カメラワークや色の変更といったことが1つのプラットフォームでできるようになっています。
Google Flowで画像生成する手順
Google FlowはAI動画生成のプラットフォームとして認識されていることが多いのですが、先述したように画像生成にも対応しています。しかも、Googleの有料プラン(AI Plus・AI Pro・AI Ultra)に加入していない「無料プラン」でも回数の制限はありますが、「Nano Banana2」「Nano Banana Pro」を利用することができます。
それに加え、Geminiでの「Nano Banana2」の利用回数制限と比べ、生成回数の上限が緩和されていることもあるので、Geminiで画像生成の上限に引っかかってしまったときなどはFlowを使うという選択肢もあります。
ここではFlowで画像を生成する手順について解説していきます。
Flow公式サイトにアクセス
Google Flowの公式サイトにアクセスします。ページが開いたらCreate with Flowをクリックします。

Googleアカウントでログイン
使用しているGoogleアカウントの「メールアドレス」と「パスワード」でログインします。

メール受信の設定
「マーケティングメール」と「調査案内メール」の受信希望の有無を確認するウインドウが開きます。これはチェックしてもしなくてもどちらでも構いません。もし、これらのメールの受信を希望する場合はチェックして次へをクリックしてください。

プライバシーポリシーの確認
プライバシーポリシーが表示されますので、文章をスクロールして続行をクリックします。

「新しいプロジェクト」の開始
プライバシーポリシーの確認後、Flowのスタートページが開きます。ページ内に新しいプロジェクトというボタンがあるのでクリックします。

画像生成前の確認
「新しいプロジェクト」クリックすると以下のような画面が開きます。

このページでプロンプトを入力すれば画像が生成できるのですが、画像を生成する前に注意しないといけない点があります。そのポイントについては必ず確認してください。
Flowでの画像生成時に確認するポイント
以下の画像内にある①をクリックするとポップアップウインドウが開きます。そこで必ず確認してほしいのが②の部分で画像が選択されているかどうかです。

ここでは必ず画像を選択してください。
次に、画像内②の部分で画像生成モデルが選択できます。この記事を書いている時点では「Nano Banana2」「Nano Banana Pro」「Imagen 4」を使用できます。ここまでくれば、プロンプトを入力して「Nano Banana2」「Nano Banana Pro」での画像生成が可能となります。
また、画像内の①と③の間に「生成には0クレジットが使用されます」と表示されていますので、ここも「0クレジット」になっているかどうかを確認してください。
Flowでの画像編集・修正について
Flowで生成した画像を修正や編集をする場合、Geminiで画像を修正する時と同じようにテキストで指示を出すことで修正などができます。

それと以下の方法でも編集が可能です。

まず、画像の左横にある「破線の正方形」をクリックすると「Box」と「ラッソ」が選択できるようになります。今回は「ラッソ」を使って編集してみます。
十字のカーソルが表示されますので、ドラッグして編集したい範囲を囲います。ここでは女性の髪型が意図したものにならなかったので、ラッソを使って編集します。

編集範囲を指定した後、変更・修正したい内容を以下の画像のように入力します。

修正された画像はこちらです。

割とイメージした感じに変更されました。今回は「Nano Banana Pro」で画像の生成と修正を行なったので、人物の一貫性も保たれています。
Flowで画像生成して気になった点
無料プランでも「Nano Banana2」「Nano Banana Pro」で画像が生成できるということで、Google Flowの登録から画像の修正・編集までを解説しました。
今後はどうなるかわかりませんが、クレジット消費0で画像が生成できるというのは非常にありがたいです。もちろん、過度に生成すれば制限はかかるでしょうが…
それにしても「Nano Banana2」や「Nano Banana Pro」は「Nano Banana」に比べプロンプトに対する理解度が段違いで、そこまで細かい指定をしなくても、おおよそ意図したような画像を生成してくれます。そのおかげで、修正を繰り返して設定が破綻するということもほとんどありません。
ただ、1点気になったのが「セキュリティーフィルター」がGeminiで画像を生成する時に比べ若干厳しいかなと思います。
先日、子どもの成長が分かるように、入学式と卒業式の写真を合成して並べるような画像を作ろうとしました。
これをGeminiで行なった場合は、人物の一貫性の保持で若干試行錯誤したのですが、なんとか完成させることができました。ただ、Flowで同じことをしようとした場合、未成年や子どもが含まれる画像ということでセキュリティーフィルターが発動してNGが出てしまいました。
他のケースでもフィルターに引っかかることがあったので、Flowで画像生成する場合は少し注意が必要になってくるかもしれません。
Googleは結構な頻度で利用規約等を変更してくるので、今後ひょっとすると制限が厳しくなる可能性はなくはないのですが、無料プランでも「Nano Banana Pro」で画像生成してみたいというのであれば、Flowを使ってみることをおすすめします。



